空き家|不動産売却実績 | 名古屋市名東区の不動産のことならセンチュリー21興和ホーム

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今回はお客さまがご相続で引き継いだ不動産を弊社で買取をさせていただいた事例です。
ご相談者さまが相続した不動産は築50年の住宅になります。
この物件は延長敷地に位置し、駐車スペースが敷地内にないため、一般的な市場価値に影響を与える要因がいくつかありました。
所有者さまは相続後の維持管理や税負担を軽減するため、早期の売却を希望されていました。
お話を伺った後、まず一般的な査定を行い、物件の現状や周辺環境を考慮した上で市場価格を提示しました。しかし、築年数や駐車スペースの欠如が影響し、査定額はなかなかご相談者さまの期待に応えるものではありません。
そこで、弊社としては買取のご提案も合わせてさせていただきました。
買取のメリットとしては仲介手数料が不要で、さらには迅速な取引が可能であることです。また、お引渡し後に建物・設備等に問題があった場合でもご相談者さまには一切の保証義務が発生しません。
ご相談者さまは手間をかけずに売却できる点に魅力を感じ、最終的には買取契約を結ぶことを決定されました。
ご契約後は、必要な手続きを迅速に進め、約1ヶ月後には無事に売却を完了しました。
ご相談者さまからは「専門家のサポートがあったおかげで、安心して取引を進めることができました」との嬉しいお言葉をいただきました。
この事例は、特性のある不動産でも、適切なサポートを提供することで、お客さまのニーズに応えることができる良い例となりました。
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ご相談いただいた物件は、5年近く空家状態が続いていた築古の住宅でした。
雨漏りもあり、室内はとても住める状態ではなく倒壊の恐れもあったため売主様は早急な処分を希望されていました。
他の不動産会社では、建物を解体し更地にしてから売却することを提案されていたそうです。
しかし、当社では「中古住宅」として現況のまま販売するご提案をさせていただきました。
解体や測量には多額の費用がかかるため、売主様のご負担を少しでも減らすための判断でした。
初めは驚かれていた売主様でしたが、わずか1カ月で買主様が見つかりご契約に至ることができ、結果として、解体費用や測量費用をかけずに済み「まさかこのままで売れるとは」とご満足いただけるお取引となりました。
このように、物件の状態や地域のニーズに応じた柔軟な販売戦略で、売主様にとって最適なご提案をさせていただきます。
空家や老朽物件でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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最寄りの駅まで数分の場所にある、ご姉妹で相続された築40年以上の中古戸建です。
建物はこれまでに何度か増改築が施されており、現在は建蔽率を超過している状態。
加えて、敷地面積は約20坪と非常にコンパクトで、土地の形状も三角形という特殊な形状をしており、お部屋の間取りもいびつで駐車スペースもないという条件でした。
こうした事情から、再建築の可能性も低く、一般的な市場ではなかなか買い手がつきにくい、いわゆる「難物件」と言える内容でした。
売主様も「果たして売却できるのか」と不安を抱えていらっしゃいましたが、当社ではすぐに現地調査を実施し、スピード感のある対応と確実な売却戦略によって、相続手続きでお忙しい中でも安心してお任せいただきました。
「条件が悪い」「売れるか心配」という物件でも、経験値をもって柔軟かつ的確に対応いたします。
まずはお気軽にご相談ください。 -
築年数こそそれほど古くないものの「告知事項あり」の中古住宅でした。
そのため、中古住宅としての需要は非常に低く、建物としての活用が難しい状況。
そこで「解体して更地にし、土地として売却する」方針で進めようとしたのですが、ここでさらなる課題が発生します。
まず、片側の隣地が所有者不明で確定測量ができないという問題。
そして反対側の隣地からは、既存建物がなんと約60cmも越境していることが判明。
いわば「告知物件・測量不能・越境あり」という、経験上でもなかなか見かけない三重苦の物件でした。
さすがに一筋縄ではいかず、販売価格も当初の想定より大きく下げる必要がありましたが、粘り強く対応し、何とか買主を見つけて売却に成功。
お客様からは「処分できただけでもありがたい」と安堵のお言葉をいただきました。
このように、問題を複数抱える物件でも、当社では最適なご提案と着実なサポートが可能です。
他社で断られたケースやお困りの物件でも、一度ご相談ください。
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今回のご相談は、よくある「相続した実家を売却したい」というお話でした。
物件の条件も比較的良好で、地形や広さ、建物の状態も特に問題がなく正直なところ「今回はスムーズにお手伝いできそうだ」と思っていた案件でした。
しかし、状況は突然大きく変わりました。
ご家族の事情で急遽、売却益を“1週間以内”に現金化する必要が出てきたのです。
このようなケースでは、通常の売却活動では到底間に合わず、解体や測量といった準備を進める余裕すらない状況でした。
「さすがに難しいかもしれない…」と一瞬頭をよぎりましたが、なんとかお客様のご要望に応えたいという一心で、即座に買取希望の買主とのマッチングに動きました。
当社が日頃から連携している投資家ネットワークを活用し、スピード重視の“買取仲介”という形で話をまとめることに成功。
結果、わずか数日で契約・決済まで完了し、お客様の「至急現金化したい」というご要望を無事かなえることができました。
ご本人からは「本当に助かりました、感謝しています」とお言葉をいただき、スタッフ一同にとっても大変印象深いお取引となりました。
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今回ご相談いただいたのは、比較的都心部に位置する不動産を、複数名で相続されたお客様からのお問い合わせでした。
当初はインターネットの不動産会社による「一括査定サービス」を利用されたとのことですが、結果は予想以上の反響(私たちにとっては想定される事態ですが)で、電話やメールなど、各社からの営業連絡が昼も夜も途切れることなく続いたそうです。
「便利だと思って使ったけれど、正直こんなに連絡が来るとは思わなかった」と、かなり疲れてしまわれたご様子でした。
そんな中、弊社からお送りした1通の手紙が目にとまり、
「これで最後の査定にしよう」と思ってくださったそうです。
最初は、「またしつこく営業されるのでは…」と不安に感じていたとのことですが、
実際にお会いしてお話をする中で、“しつこい営業”ではなく、むしろこちらの気持ちをきちんと受け止めてくれる姿勢に驚いた”と、後に教えてくださいました。
私としてはいつも通り、お客様のご不安やご希望を丁寧にお聞きし、必要以上に売却を急がせたりせず、状況に応じたご提案を行っただけですが、
それが結果的に「今までの業者とは全然違う」と感じていただけたようです。
最終的にはご納得のいく形で売却がまとまり、
「お願いして本当に良かった」との感謝のお言葉までいただきました。
情報過多の時代だからこそ、心のこもった対応が信頼につながる——
そんなことを再認識させていただけるようなお取引でした。
\どんな状況でも、まずは“お話を聞く”ことから/
無理な提案はいたしません。安心してご相談ください。
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今回のご相談はT様が相続した名古屋市守山区森孝にあるご実家(空家)についての売却のご依頼でした。
ご相続した息子さまはすでにご自身の持ち家を所有しており、今後の管理や固定資産税の負担を考えたところ、売却という決断に至ったそうです。
また、今回は売却についてのお話しと併せて「相続空家の3000万円の特別控除」についてもアドバイスさせていただきました。
これは相続した空家のご売却に際し、一定の要件が揃えば売却した際の譲渡所得の金額から3000万円を控除できるという節税に大きく寄与する制度です。 この制度を利用するためには必要な書類や確認事項も多いですが今回なるべくT様に余計なお手間はかけないように心掛けお手伝いをさせていただきました。
販売活動についてはご購入いただける方も無事見つかり順調に手続きを進めさせていただいていたのですが、今回この「相続空家の3000万円の特別控除」を利用するために買主さまへのお引渡し前までに既存の建物を解体する必要があり、実際に解体工事に着手したところ隣地のガス管がこちらの敷地を横断して通っていたことが発覚するという問題が発生しました。
買主さまにとってはこの状態のままお引き渡しを受けても建築工事が始められない、結果として売主さまとしてはご売却ができないという状況です。
今回のケースでは弊社が隣地の方と何度もお話し合いを重ね、敷地を横断している隣地所有のガス管を撤去して前面道路から新たにガス管の引込工事をしていただくということでご納得をしていただきました。
ガス管の問題が解決した後、お引渡し時期が多少遅れてしまいましたが無事買主さまへお引渡しをすることができました。
T様としても無事3000万円の特別控除が受けられるようにお手伝いをさせていただきましたので最後には感謝のお言葉をいただきました。
不動産の売買においては今回のように予期せぬトラブルが発生したり、また、税制上の制度を知らないと思わぬところで損をしてしまうこともあります。
売主さま・買主さまの双方から安心してお任せいただけるように私たちがどのようなケースであっても、最も良い結果になるようなサポートをさせていただきます。
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今回のご売却の相談は現在名古屋市内にお住まいで静岡にあるご実家の売却相談でした。
一人暮らしだった母が亡くなりしばらく空家だったのですが片付けも一通り終わったので夫婦で相談の上、売却しようと決めたそうです。
じつは、当社に相談に来る前にご自宅近くの不動産屋に相談に行ったそうですが物件が静岡県でしたので販売のエリア外と言われたそうです。
そこで全国で展開をしているセンチュリー21なら相談できると思いご来店をされたそうです。
当社では東海3県はもちろん東京、山梨、長野や南は九州の実績もあります。
もちろんセンチュリー21のネットワークを使えば全国はもちろん、海外でも対応できます。
今回は静岡県でしたので当店で販売活動を行うことにしました。
物件は築浅の平家建でしたので投資家向けの事業用戸建としての提案をさせて頂きました。
すぐに現地に向かい現地調査や役所調査などを行い募集を開始したところ早速投資家さんからのお問い合わせを頂きました。
その中のお客様がたまたま近くでアパートを所有しており土地勘もある為、即決でご購入を決めて頂きました。
本来なら室内の残置物は売主様で撤去する予定でしたが買主様のご厚意で残置物を残しての契約となりとても助かりました。
売主様にはとても喜んでいただけました。 -
今回のご相談はお父様が亡くなられたことで相続したご実家についてご売却のご依頼でした。
お話を伺ってみるとお父様が相続の直前までご自宅としてお住まいになられていたということで、
売却についてのお話と同時に「相続空家の3000万円の特別控除」についてのアドバイスもさせていただきました。
これは相続した空家の売却に際し、一定の条件があれば耐震工事または建物の解体後にご売却を行うと、譲渡所得の金額から3000万円を控除できるという節税に大きく寄与する制度です。
今回はこの制度を利用できる可能性があったためその販売方法からご提案をさせていただき実際に売却活動をスタートさせました。
名東区でも人気のあるエリアの物件ということもあり買い手様はすぐに見つけることができ、引き渡しまでに行う建物の解体工事などの手配・スケジュールの調整等も私どもの方でリードさせていただきました。
今回は売主様に余計なお手間をかけず、買主様にも満足してもらえるお取引ができ本当に良かったです。
なお、この「相続空家の3000万円の特別控除」を利用するには確定申告が必要となり、用意するべき書類もいくつかございますのでこの辺りも最後までしっかりお手伝いをさせていただきます。
税務上の制度を知らないと思わぬところで損をすることがあります。
一般の方には分かりづらい分、私たちが的確なアドバイスをして、売主様にとって一番最善となるようなサポートをさせていただきます。
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今回のご依頼は、昭和区にある公道に接道していない築90年以上の二軒長屋の一方を売却したいというご依頼でした。
本物件は依頼者様のお母様が所有するもので、お母様は認知症に罹患し施設に入所しており、その施設の利用費を工面するため、依頼者様が成年後見人の制度を利用してご売却する事となりました。
実は依頼者様からのご売却依頼は今回が2件目で、前回ご依頼いただいた際に本物件のご相談も少しいただいておりました。
本物件は敷地面積の小ささや二軒長屋という性質上、解体し土地として販売するのは難しいという判断になり、現状での販売となりました。
また築90年を超えており、公道に接道しておらず駐車スペースもない物件ですのでご売却には多少のお時間がかかると思われましたが、前もっての調査・既存のお客様への紹介が功を奏し、1ヵ月足らずで購入希望のお客様を見つけることが出来ました。
買主様はリフォーム業をされている方で購入後はリフォームをし、賃貸物件として貸し出す予定との事でした。
今回の契約では、ご相談頂いた段階から調査を開始しスピード感を持ってご売却できた事で、売主様と買主様の双方にご満足していただけることが出来ました。 ありがとうございました!!
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今回のご相談も、以前にご売却のお世話をした方からの再度のご依頼でした。
前回は、ご自宅近くの農作業で使用していた土地の処分でしたが、今回はその方のご逝去に伴い、不要になったご自宅の売却のご依頼でした。
正確に言いますと、以前お世話をさせていただいのは、亡くなられた御尊父様で、今回はご実家を相続されたご子息の方からの依頼でした。
ご子息にとっては長年親しんだご実家。幼い頃は庭に厩があり、馬とよく遊んでいた懐かしい記憶。七五三の時に家の前で撮ったガッツポーズの写真。お祭りに皆が勢揃いした写真。どれも懐かしく、自らの成長とともに長い年月を共に過ごした思い出のある家でした。
しかし華やいだ記憶をとどめるだけの力はもうその家にはなく、年々老朽化が進み、外観もほころび、手入れするだけでも日増しに手間が嵩むようになりました。
この先誰も使用する予定もないということで、昨今の空き家問題も鑑み、思い切って処分することをご決断されました。
ご実家は築70年ほどの旧家で、それは立派で大きなお宅でしたが、取り壊すより他に手がなく、更地にして売却をすることになりました。
ほどなく近くの方で、若いご夫婦が気に入って下さり、この土地のご購入をしていただくことになりました。広い広い土地に、大きな居宅と、大きなガレージを建て、ご自身の趣味と実益を兼ねた夢を実現されるとのこと。
バトンは渡され、次の世代に引き継ぐことができたのを、ご子息にも大変喜んでいただきました。
お役に立つことができ、本当に嬉しく思います。ありがとうございました。
手を合わさせていただいた御仏壇の故お父様の写真は、あの時のまま、笑顔でした。 -
今回のご依頼は中区の新栄にあるご実家を売却したいというご依頼でした。
そのご自宅にお住まいになっていたお母様が逝去され、ご相続が発生したものの、ご子息たちはすでに独立をされ、そのご実家にはもう誰も住まないから、というのがその理由でした。
ご相談を受けた時点で、お母様がご逝去されてから1年以上経過しておりましたが、税制の特典として「空き家の3000万円控除」が使えましたのでその点をアドバイスさせていただきました。
「空き家の3000万円控除」というのは、その家に住んでいた人が亡くなったのち、相続人がその家を売却しても、3年以内の売却であれば特別に3000万円を控除してあげましょう、という税制です。
従来は、不動産といっても居住用不動産、つまり自分が住んでいる家屋を売却した時に限り、その売却益から3000万円を控除する、という特典があるのみで、例えば相続したご子息が別に居住していた場合は、これが使えませんでした。
これが使えるようになったのは、現在全国に空き家が820万戸あり、その老朽化により治安や安全性に問題があるのをなんとか是正していこうという政府の方針が示されてからです。これにより、相続した方が安心して売却することが可能になりました。
ただし、その適用要件にはさまざまなものがあり、順番を間違えるとその適用が受けられなくなってしまいます。
不動産会社でもその辺りの知識に精通していないと的確なアドバイスが受けられないこともありますから要注意です。
無事にご購入していただく先も見つかり、シミュレートした通りに取引を終えることができました。関係者様には途中数々のご協力を賜り、感謝を申し上げます。ありがとうございました。 -
今回は親御様から相続したマンションのご売却のお手伝いをさせていただきました。
売主様とは最初は別の不動産の売却相談から始まったのですが今回のマンションについてもお話を伺い、売主様の状況を踏まえて先にこちらから売りに出そうということになりました。
当初、築年数も相当経っていて室内もフルリフォームが必要な状態を考えるとなかなかすぐには買い手がみつからないだろうと売主様は懸念されておりました。
しかし、ちょうど私のお客様の中でお探しの希望条件に合っている方が何組かいらっしゃいましたのでお声掛けさせていただき、売主様が想定されていた以上に多くのお客様にご見学いただくことができました。
その甲斐あってか、ご売却を開始して2週間も経たないうちに購入希望者を見つけられることができ、これには売主様にも大変驚かれ、ありがたい言葉もいただきました。
そして今回の取引が終わっても引き続き、次は当初のご相談案件をお任せしていただいております。
どのような不動産でも必ず購入希望の方がいらっしゃいます。わたしどもには現在こうしてすぐにでもご紹介できる購入希望のお客様が多数登録されております。
売主様には正しい相場、需要、販売方法などをご提案させていただき、できるだけ早く成約するように鋭意努力させていただいております。
興和ホームのスタッフは一人一人がお客様にとっての最良のご提案・サポートをしっかりとさせていただきますのでどのようなことでもお気軽にご相談ください。 -
今回は親御様から相続したマンションを売却したいというご相談でした。
元々はご実家だったそうですが売主様はすでに自身で自宅を所有しており他のお身内の方でも利用する人がいないため、このまま空室にして管理費などのコストだけ払い続けるのももったいないということで売却の決断に至りました。
ご相談を受けたマンションは築年数はそこそこ古いものではありましたが、居住用として利用されているお部屋もあれば投資物件として収益利用をされているお部屋があったり、また、一からリフォームをして自分好みのお部屋を作りたいというお客様の需要も多いマンションでしたので、販売開始直後、多くのご内覧希望のお客様がお見えになりました。
室内の状況も比較的きれいなこともあり最終的には一ヶ月もかからず購入希望のお客様が見つかりました。
また、築年数がある程度経過しているマンションでは大抵の場合、室内の不具合や設備の故障があることがほとんどです。
通常の取引では物件の引渡し後、売主様が一定期間の保証をしなければなりませんが、今回の取引では買主様・売主様とそれぞれ希望する条件についてご相談をした結果、売主様の引き渡し後の設備保証を免責という形でお取引を行いました。
これにより、売主様も引き渡し後の不安材料がなくなり、また、買主様もご希望に沿った形でマンションの購入をすることができ、お互いが納得する形での良い取引が行えたと思っております。
不動産取引における契約内容は物件ごと、条件ごとに様々なケースがあります。
最終的に売主様と買主様の双方にとって良い結果となることが私どもが目指すところでありますので、今回のような取引を行えたことはとても喜ばしいところです。 -
今回のご相談は、現在ほとんど使っていない空き家のご相談でした。
最近はこのようなご相談が多く、長年使わないままなのに処分するには忍びなく、“とりあえず放置”してある空き家が本当にたくさんあります。
いつまでもそのままにしておくわけにもいかないので、もし欲しい方がいれば、というご相談でした。
建物はお隣と壁が一体化している、いわゆる連棟式の建物です。
建築年数は古く、今後中古住宅としての用途はほぼ見込めないことから、建物を解体して土地だけにすべき案件でしたが、問題は連棟式の建物の場合、単独で建物を取り壊すことができません。
お隣と何度も打ち合わせた結果、ご理解をいただき、作業の安全対策を万全にしながらの解体となりました。
とりわけお隣の方のお人柄が良く、ご協力も得ながら無事作業を終えることができたのは幸いでした。
解体も終わる丁度そのころ、近所の若いご夫婦がこの土地に興味を示されました。近くにご両親が住んでいるようで互いに良い距離間の場所だったようです。
そのご両親の援助もあり、解体からすぐにご契約に至ることができました。
難しい案件ではありましたが、たくさんの方のご協力により、売却が完了したことを感謝いたします。 -
場所は地下鉄駅より数分の場所にあり、生活環境はとても良いエリアになります。
ただ、築年数が古いマンションでしかもエレベータがありませんでしたので当初は正直時間がかかりそうだと思いました。
なんでも、親御様が数年前まで住んでいたようですがそれからはずっと空家の状態でしたのでそろそろ処分を考え始めたとのことでした。
一番の問題はエレベーターなしの上層階ということでしたので、購入者の年齢帯は新婚など若い世代の方を考えました。
室内は当時のままでしたので大幅なリフォームも必要で間取りも2LDKに変更するなど今のニーズに合わせた販売方法を考えリフォーム業者に提案を行いました。
何社かのリフォーム業者にあたりその中から1社条件面で折り合いが付き販売からわずか1ケ月以内に契約がまとまりました。
売主様からも売却の時間をかけたくないという依頼を受けていましたので、とてもご満足いただきました。 -
今回のご相談は、以前大変お世話になったお客様のご子息家族がお住まいになっていたマンションの売却でした。家族が増えたことで、住み替えを検討するうちに、現在はもうすでに近くで土地を購入し建物を新築をしてお住まいでした。
よってマンションはすでに空き家の状態でしたが、そもそも築浅で中も非常に綺麗にお使いでしたので、まさに新築同様といっても過言ではないくらいのお部屋でした。
上層階でしたので景色も良く、自分自身が欲しいくらいのマンションでした。
問題は価格でした。
築浅のマンションの場合、立地やグレードによっては新築時と変わらないぐらいの価格で売れたりもします。かといって、価格を見誤ると長期にわたり売れ残ってしまいます。
過去のデータと現在のマーケット状況をよくよく観察し分析する必要があります。
当然売る方とすれば高い金額に越したことはありませんが、価格設定を誤るとズルズルと価格を下げていくことになります。時間と労力を無駄にし、なにより精神的にもなかなか落ち着かない状態になります。
相談の結果、そういった市場感覚と乖離することのないギリギリの線で価格設定をしたところ、2カ月を経過した頃に興味を持っていただけるお客様に巡り会いました。
検討していただいたお客様もお人柄に優れた方で、こちらの条件のいろいろを認めて下さり、結果成約に至りました。
不動産はご縁といいます。長年この仕事をして思うのは、売主様と買主様が不思議と”よく似ている”という場面によく出くわします。
今回もお二方ともとてもよいお人柄で、理性的な素敵な方同士でした。
ご縁に感謝したいと思います。 -
今回のご相談は、地主様のご実家であったものを、今では誰も住む人もいなくなり、処分したいということでした。
実はこの方も、当社にご相談いただく直前まで某大手不動産会社で販売をお願いしており、1年が経過しておりました。
なかなか具体的なオファーもなく、ただいたずらに時間が経過するのをご不安に感じておられ、当社にご相談をいただきました。
この五色園という地域は、約45年前に開発された開発団地ですが、多少交通や毎日のお買い物等に不便な面もあり、価格の設定が非常に難しい地域です。
ただ、緑が多く、子育てするには最高のロケーションであるため、希望される若い方もたくさんおみえです。そういった新旧の入れ替わりが現在行われているのも事実で、環境に価値を見出していただける方に購入していただくのが一番いい地域です。
今まで依頼をしていた不動産会社から、当社に販売を切り替えていただき、それでも3か月かかりましたが、結果、本当に若いご家族にご購入をいただくことになり、地主様も大喜びでした。
赤ちゃんもいるので、少し大きくなれば目の前の公園で思う存分遊ばせてあげたいと買主様もおっしゃっておみえでした。
家族で公園で遊ぶ光景が目に浮かぶようで、こちらも嬉しくなりました。
本当によいお取引でした。 -
このご売却は所有者様が実家として使用しておりましたが相続により取得したものの相続人はそれぞれ別の場所に居住をしており処分したいというご相談でした。
建物自体は古く、間取も現在の生活スタイルとはかけ離れていた為解体して土地として販売することをご提案させて頂きました。
ただ、所有者様が頭を悩ませていたのが“税金”でした。
不動産を譲渡(売却)した場合に課税される税金に“不動産譲渡税”というものがあります。買った金額より高く売却した場合に、その利益に対して課せられる税金ですが、ご先祖様からの相続の場合、昔購入した時の金額との差額に対しても課税されます。
従来、マイホーム(居住用財産)を売ったときは、所有期間の長短に関係なく譲渡所得から最高3,000万円まで控除ができる「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例」が適用できますが、あくまで相続人がそこに住んでいてマイホームとして使用している場合に限られます。今回のように他に住んでいて、相続した居住用財産にはこのような特例の適用がありませんでした。
しかし、平成28年4月より新しく施行された制度により、相続又は遺贈により取得した被相続人居住用家屋又は被相続人居住用家屋の敷地等を、平成28年4月1日から平成31年(2019年)12月31日までの間に売って、一定の要件に当てはまるときは譲渡所得の金額から最高3,000万円まで控除することができるようになりました。
これを、被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例といいます。
色々と調べていくと、今回の場合も空家の3000万円控除が使えることがわかり、早速売却活動を始めました。
幸いにも土地の形や大きさもニーズにあっていた為、かなり早い段階で買い手も見つかり売主様にも大変喜ばれました。
後日、空家の3000万控除に必要な書類などを役所に申請するなどお手伝いさせて頂き、さらに売主様から感謝のお言葉を頂きました。
私自身も初めて新設の空家の3000万円控除のお手伝いをすることができ、勉強になった事がたくさんあり貴重な経験をさせて頂きました。 -
今回は、永年に亘って住まわれていた一人暮らしの母親の高齢に伴い親族の住む地域へ引っ越したことによるご自宅のご売却の相談でした。
数年前に引越したもの思い出の品々の多さや整理などがつかず、時間だけが過ぎ建物の老朽化や樹木が生い茂り、近隣に迷惑をかけていないかご家族が心配だったようです。
まさしく昨今の空家問題の一例でした。
なかなか決断がつかず悩まれていましたが市町村によっては解体の補助金が受けられること3年以内売却しないと居住用の3000万円控除が使えないこと、思い出の品々は数を決めて選ぶことなどゆっくりと時間をかけてお話をしました。
何十年と住んでいた我が家が無くなるということは、思い出からなにからすべて無くなってしまうと感じる方が多いのも分かります。その為思い出話に耳を傾け、本人の気持ちを大切にすることが重要だと思います。
最後の片付けの日に庭に咲いていた花々を一輪づつ思い出の品として持ち帰られました。
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