調整区域|不動産売却実績 | 名古屋市名東区の不動産のことならセンチュリー21興和ホーム
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今回のご相談は、以前に2件ほど売却のお世話をした方からの再度のご依頼でした。
相続を見越してご所有の土地を処分し、ご子息にはお金として渡したい、というご意向でした。
ご自宅は遠方でしたが、ご高齢で書類の整理も難しく、こちらから何度も出向いて必要な段取りのお世話をさせていただきました。
お土地自体は30坪ほどの手頃な大きさですが、地形が難しく、また都市計画の制限なども複雑でしたので、成約までには少し時間がかかりそうな印象でした。
なんとかご売却を成功させようと、必死に販売活動を続けましたが、なかなか思い通りにはいかず、何度も季節を過ぎました。
ようやく光が見えてきたのは、販売を開始してから約2年。
たまたまこの近くで事業を始めようとしていた方にこの土地を見つけていただき、条件の折り合いもついたことから成約に至りました。
早く相続の準備をしたいというご希望をよくよく知っていましたので、その間焦れる気持ちを抑えつつ、それでもなかなかいいお話しに発展をしないのを本当に心苦しく思っていました。
売主様と買主様、土地の御縁はいつつながるか分かりませんが、どこかに必ずそういった方がいらっしゃるのを信じ、そしてまたそんな私を信じて待っていただいた売主様には心から感謝を申し上げます。
目的を達することができ、売主様も大変喜んでいただきました。
ご相続の準備とお聞きした時には、寂しく思い、まだいいのではないでしょうか、という気持ちと、お役に立たなければ、という思いが交錯し複雑な思いでしたが、こうした決断をされる方には本当に尊敬の念を抱きます。
お役に立つことができたことを喜ぶとともに、まだまだ末永くお元気でいて下さいと心の中で思いながら取引を終えました。
どうもありがとうございました。 -
今回は畑についてのご相談になります。
売主様は農家さんではなく、身内にも農業従事者がいないため、他の不動産会社へ売却の相談に行ったところ特に規制が厳しい農業振興地域であったため、購入してくれる人はいないと断られた経緯があったそうです。
売主様はこの土地についてのご売却は諦めていたようですが、別の不動産について弊社にご相談をいただいた際に、ついでということでこのお話もご相談いただきました。
確かに買主様を見つけるのにはかなり大変な作業のいる土地ではありましたが、お話をいただいた以上は何とかご協力しようということで、この案件についても引き受けさせていただきました。
とはいえまずは買主様を見つけなければ話を進めることはできませんが、やみくもにインターネットで情報を公開していてもすぐに買主様を見つけられる可能性は低いです。
そこで今回は物件近くの同じく畑を所有している農家の方々へ購入を検討してくれないかと直接交渉に赴くことにしました。
そして何人かの農家さんのお宅に何度か足を運ばせていただくうちに、購入してくれるという農家さんが現れてくれました。
そこからはご契約とお引渡しの段取りをしていくことになりましたが、畑の売買では諸々の許可や必要な手続きが多かったため、専門の行政書士の先生、司法書士の先生や役所の方々など多くの方にご協力をいただき、最後まで問題なくお手続きを進めることができました。
売れない不動産はありません。
諦めていた売主様にも大変喜んでいただき私も達成感があるお取引となりました。 -
今回は相続した土地のご売却についてのご相談です。
実はこの売主様とは以前にも土地のご売却をお手伝いさせていただいたことがありまして、ありがたいことにまた相談に乗ってほしいとご連絡をいただいたところから始まりました。
廃墟化した古家が建っている市街化調整区域内の土地で、一般住宅の建築もできず、
地目が「畑」ということで所有権を移転するにも農業委員会の許可が必要であったりと、
購入者を見つけるには難しい土地でした。
この土地の売却を依頼されてからまず最初に行ったことは所有権移転の問題の解消です。
というのも、このままでは売却に出しても実際に購入ができる方が限られてしまうため、
まずは敷地内に建物が現存していたことを利用して地目の変更を行いました。
これには時間を要しましたが結果的に地目を「宅地」へと変更できたことにより、
住宅建築はできませんが所有権移転の問題を解消することができました。
ここまでした段階で売却活動を本格的にスタートさせましたが、
およそ2ヶ月程で購入希望者を見つけることができました。
もう少し時間は掛かるものだと考えていましたのでこれには売主様にも喜んでいただき、
また、事前に所有権移転の問題を解決していたこともありましたのでご契約からお引き渡しまでとても早く手続きを進めることができました。
売主様より「また相談してよかったよ」と改めてお礼をいただいて、
今でも心に残っているうれしいお言葉です。
市街化調整区域の売買というのは、経験の少ない、一般的な不動産会社ではいやがります。非常に難しい作業とノウハウが必要になることがあるからです。弊社では豊富な経験からそのようなご相談にものっております。市街化調整区域の土地の売却でお悩みの方、どうぞ一度お気軽にお声がけ下さい。 -
今回はご相続で引き継いだ土地を売却したいということでお話を伺いました。
ご依頼のあった物件は約40㎡の細長い形状をしており住宅を建築するにも現実的に難しい土地で、まずはどのような用途で活用できるかを思案するところから始めました。
建築を伴わない土地活用と言えば真っ先に駐車場としての利用が思いつきます。
ただ、一般的な駐車場として利用するには地形が悪く、加えて面積も小さいために需要が見込めず、駐車場としての利用は難しいと判断しました。そこで考えたのは、バイク置場としての利用方法で活用できないかというものです。
以前にバイク専門の駐輪場を投資用として所有しているお客様との取引を弊社で取り扱わせていただいた経験から、その方にお話しを伺い、ご興味がないかお声掛けさせていただきました。
そのお客様は少しタイミングが悪くご検討には至りませんでしたが、別に同じようなバイク置場を探しているお客様をご紹介いただき無事その方とご成約に至ることができました。
販売開始からご成約までは一ヶ月も掛からなかったのですが、売主様も難しいと半ばあきらめていた今回の土地がこんなにも早くご成約できるとは思っていなかったようで大変感謝していただきました。 -
今回のご相談は、通常の市街地にある土地とは違い、市街化調整区域にあり建築の際には土地計画法の許可が必要となる大変難しい土地の売却相談でした。
市街化調整区域というのは、基本的に市街化を抑制する地域のことで、家が立ち並ぶことのないように規制された地域のことを言います。
一般住宅などは基本的に建築ができません。
病院やロードサイドの店舗、コンビニなどは建築が可能ですが、その中でも細かく制限がされており、その規制の枠内の建物しか建築の許可が下りないということで、大変難しい土地です。
市街化調整区域の売買は、規制や手続きが煩雑で、不動産会社でも扱うにはそれなりの経験が必要になります。もしくは、方法は知っていても、時間と手間がかかるため、敬遠する会社も多いのが実情です。
弊社は普段からそういった難しい案件も扱うため、さまざまなニーズに合わせて販売戦略を練ることが可能です。
それでも、今回の案件は非常に難しい箇所が多かったために結局販売から成約までに約2年ほどかかってしまいました。ただ、この土地は許可関係が難しいのを除いては、非常に立地の良い場所で、ビジネスをされる方にとっては周辺から目立つ、とてもいい土地でした。
お客様の目に留まり、困難な許可を取得して、ようやく買主様にも売主様にも喜んでいただける結果となりました。
当社ではこのような市街化調整区域や農地などの売買も多数手がけておりますので、お困りの方は是非一度ご相談下さい。 -
この土地は全体の6割が建築可能な既存宅地で残りが山林という物件でした。
既存宅地というのは聞きなれない言葉かと思いますが、簡単に言うと市街化調整区域内にある土地は、基本的には住宅を建てることができません。
ただし、都市計画法が施行される前から存在する家屋には、その存続や再建築が認められています。
この土地は、60%がその権利を有していますので、たとえ売買をして第三者に譲渡をしても、その新所有者もその60%に建物を建築することが可能です。
残りの40%である山林部分は用途制限があり、建築以外の庭や駐車場などの利用が可能です。通常は駐車場や菜園に利用されることが多いですが、アウトドアの趣味やドッグランなど庭以外の提案もしつつ、販売を開始することになりました。
今回の案件では、たまたま偶然にもお隣様も当社の以前からのお客様でしたので人となりもよく見知っておりました。あらためてゆっくりお話しをするうちに、意外と趣味も合うことが分かりました。
売主様のご厚意で値段交渉にも応じて頂き比較的短い期間で売却が出来ました。
様々なプラン提案の結果ドックランを作り交流の輪を広げていくそうです。
とても賑やかで楽しそうな暮らしをされていて、少し羨ましくなりました。
良いご縁を結ばせていただいたと思っております。 -
今回は、ご高齢の親御様を介護のため同居することを機に、今まで住まわれていた家を、売却することになった案件です。
今回のおうちは、市街化調整区域という場所にあり、周りは田畑に囲まれた自然豊かな環境に建っている家でした。
小さな頃、学校の帰り道にオタマジャクシやザリガニを探して覗いた田んぼのあぜ道を家のぐるりに残したままの佇まいで、懐かしくも少しワクワクする、そんな素敵なおうちでした。市街化調整区域という地域は、基本的には住宅を建てらることができない地域です。
ただ、そうした都市計画が施かれる前にすでに家があった土地は、旧既存宅地といって、既得権でもって家の建て替えも可能です。
市街化区域の整然と立ち並ぶ住宅地も綺麗ですが、中にはこうした市街化調整区域の中の、既得権でもって建てられ、周りにあまり住宅がない場所、というのも好まれる土地です。
静かでとてもゆったりと生活することができます。
販売開始後、やはりそういう住環境を好まれる方にご購入していただくことになりました。
家を離れる親御様は少し寂しそうでしたが、長年愛した家を、また大切にしてくれる方にお譲りできたこともまた幸運ではなかったかと、そう思いました。 -
今回の土地は市街化調整区域区域といって、基本的には一般住宅が建てることができない都市計画の中にある土地でした。ただし、同じ市街化調整区域内にある土地であっても、個々に特性が異なり、要件が異なるため、査定の価格にも大きな影響を与えます。
慎重な調査の結果、この土地は昔から宅地として利用していたため、その既得権で住宅用地として売買することができました。
市街化調整区域にあっても、単なる土地と住宅用地として使用できる土地とでは価格に大きな違いがあります。
ご購入していただいたお客様には、都市部よりも比較的安く購入することができ、土地の広さも十分でしたので大変喜んでいただきました。
お客様は限られた予算の中で長い期間探していたそうですが、ご予算の範囲内で土地の購入と建物建築ができ、やっとの思いで実現したマイホームでした。
今まさに建築中で毎日が楽しくて仕方がないとおっしゃっていました。
そんな夢のマイホームにお手伝いできたのは本当に自分のことのようにうれしかったです。 -
今回は農地売却のご相談です。
売主様は相続でいくつかの農地を所有しておりましたが県外に住まわれていたこともあり、管理もできず困っているというご相談から始まりました。
農地というのは、その特性上、誰でも購入ができるものではないため販売方法もかなり限られており、難しい案件の一つです。
予想通り、長期的な販売となりましたが、何度か現地周辺の農家の方にご相談に伺った甲斐があってか引き取っても良いという方が現れ、ご所有していた農地すべてのご売却をまとめさせていただきました。 -
今回は、ご相続で取得された土地と建物の売却のご依頼でした。
土地の所在する地域は、市街化調整区域という場所にあり、通常は住宅の建築が制限される地域でしたが、今回のお土地は、都市計画法施行以前から建物が建っていた宅地で、その既得権から再建築が可能な土地でした。
市街化調整区域の中にある土地は、こうした既得権を持っていないと、利用方法がかなり限られてきますので、価格もずいぶんと安くなってしまいます。一方でこうした宅地は普通の住宅地と変わらない評価があります。
今回もたままた近隣の方で、この土地と建物を再利用していただける方が見つかり、比較的短期で売却に成功することができました。
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