緑区藤塚【土地】の売却実績 | 名古屋市名東区の不動産のことならセンチュリー21興和ホーム
- ◆募集開始:2020年12月
- ◆成約時期:2021年3月
- ◆取引態様:専任媒介
詳しくお聞きすると、ご先祖様の代から脈々と土地を受け継がれ、大切に守ってきたものの、毎年の固定資産税と草刈に要する整備費用が半端でなく、維持するのはとても大変なので、一部を処分してその費用に充てたい。というものでした。
不動産は他のものと違って、”所有している”ということだけでコストがかかります。
固定資産税という税金は、地代のようなもので、いわば”家賃”のようなものです。
日本では年貢・地租という制度を経て今の固定資産税の制度が成り立っています。
余談ではありますが、この年貢・地租というのは昔から幕府、政府の財政を支える重要な基幹税であり、税収割合は常にナンバー1です。
ですから、少しでも納期が遅れると、すぐに催促、督促状がきます。
ご経験がある方も多いかと思いますが、それも無視すると、すぐに延滞税の通知。
そしてとてもスピーディに差し押さえが入る事態になります。
あのお宅は大きなお屋敷でうらやましいな~と、私自身も時々思いますが、その裏で維持していく苦労を考えると、どちらが幸せかは分かりません。
ほどなくして、購入していただける方が見つかり、無事に契約をすることができました。実は所有者の方は他に大手の不動産会社さんにもお声がけしていたのですが、そこでは進展がなく、困っていらっしゃる時に弊社でお役に立つことができました。
本当に良かったです。
土地をあらたに取得してそこで新生活を始められるいい方に、バトンを渡すことができ、所有者の方にもとても喜んでいただけました。ありがとうございました。 担当:丹羽